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住宅IPとデータセンターIPの違いとは?

Webサイトは、IPがどこから来ているかによって扱いを変えます。家庭の回線は信頼され、クラウドサーバーはそうでないことが多いのです。種類ごとの違いと確認方法を解説します。

IPの種類が重要な理由

すべてのグローバルIPアドレスはどこかのネットワークに属していて、IPデータベースにはそれがどんな種類のネットワークかが記録されています。Webサイトはアクセスのたびにこれを調べます。ネットショップ、銀行、動画配信サービス、SNSは家庭の回線なら通常は信頼しますが、クラウドサーバーのアドレスはボット、VPN、プロキシを疑わせ、CAPTCHA、追加の本人確認、ブロックの対象になります。

IPアドレスの4つの種類

種類出どころWebサイトからの扱い
住宅IP一般向けプロバイダの家庭用回線(ケーブル、DSL、光回線)最も信頼される
モバイルIP携帯キャリア。キャリアグレードNATで多数のユーザーが共有することが多い信頼度が高い。1つをブロックすると大勢をブロックすることになるため、ほとんどブロックされない
ISP(固定住宅IP)一般向けプロバイダに登録されているが、データセンターでホストされているその範囲がプロキシとして知られていなければ、通常は信頼される
データセンターIPAWS、Google Cloud、DigitalOcean、OVHなどのクラウド・ホスティング企業フラグが立ちやすく、CAPTCHAやブロックがよく発生する

VPNサーバーの多くはデータセンターで運用されているため、誰も悪用していなくてもVPNのIPにはフラグが立ちやすいのです。

「クリーンなIP」の条件

クリーンなIPとは、Webサイトが疑う理由のないIPのことです。

IP不正スコアはこれらをすべてチェックし、結果を0〜100のスコアで、項目ごとの理由とともに表示します。

ネイティブIPとブロードキャストIP

ネイティブIPという言葉を聞くこともあるでしょう。これは、使われている国と同じ国で登録されているアドレスのことです。VPNやプロキシの事業者の中には、ある国で登録されたアドレスを別の国から「ブロードキャスト」(経路広告)しているものを販売しているところがあります。するとIPデータベースによって同じアドレスの国が違って表示され、動画配信サービスなどから不審と見なされることがあります。任意のアドレスの登録地とネットワークはIP検索で確認できます。

データセンターIPが悪いわけではない

データセンターIPは速く、安く、安定しています。サーバー、API、公開データのスクレイピング、そしてほとんどのVPN用途には最適です。問題になるのは、一部の銀行、チケットサイト、動画配信サービス、SNSのように、住宅IP以外のアクセスをすべてリスクと見なすサイトだけです。

より信頼されるIPを手に入れるには

何かを変えたら、新しいアドレスをIP不正スコアで確認しましょう。

よくある質問

自分のIPが住宅IPかデータセンターIPか知るには?

IPアドレス確認ページを開くと、IPの種類の行に、家庭用・モバイル・法人・ホスティングのどのネットワークのアドレスかが表示されます。既知のデータセンターやVPNの範囲に含まれるかはIP不正スコアでわかります。

自宅のIPがプロキシと表示されるのはなぜ?

以前そのアドレスを使っていた人や、ネットワーク内のマルウェアに感染した端末が、プロキシを動かしていた可能性があります。多くのプロバイダは契約者間でアドレスを使い回しています。ルーターを再起動して新しいアドレスを取得し、端末のマルウェアスキャンも行いましょう。

固定住宅IPとISPプロキシは同じもの?

たいていは同じです。どちらも、一般向けプロバイダに登録されつつ、高速なデータセンターのサーバーでホストされている固定アドレスを指します。住宅IPの信頼性とデータセンターIPの安定性を兼ね備えています。

モバイルIPは住宅IPより良い?

ブロックを避ける点では、多くの場合そうです。携帯キャリアは1つのアドレスを多数のユーザーで共有するため、Webサイトがブロックすることはほとんどありません。ただし頻繁に変わり、プロキシとしては遅く、高価です。